給食支援の活動報告
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Yearly Archives: 2018

給食支援報告書 Vol.15

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。   2割のこどもたちが小学校を卒業できない国、フィリピン 最近、生活必需品の物価が上がっていて、生活がかなり苦しい」ここ数か月、フィリピンの友人たちから、そんな声がよく届くようになりました。GDP成長率が6%を超え成長著しいフィリピンですが、新しくできた法律の影響で物価が大きく上がっているのです。いまだ2600万人が貧困の中で暮らし、2割のこどもたちが小学校を卒業できずにいるフィリピン。統計上では、少しずつこどもたちの状況が改善してきているようですが、都市スラムや農村には、まだまだ食事や教育の支援が必要なこどもたちが少なくありません。 「こどもを学校に通わせたい」と口をそろえる人々 私はフィリピンで100家庭以上を訪問してお話を聞いてきましたが、ほぼ全ての親たちの願いは共通していました。 それは、「こどもには十分な教育を受けさせ、貧困から抜け出してほしい」ということでした。実際、フィリピンでは 9割以上のこどもたちが小学校に入学します。しかし、経済的な理由で中退してしまうケースが後を絶ちません。特に幼いこどもたちにとっては、空腹のまま遠くまで通学することや、空腹のために授業に集中できないことは大きな問題です。フィリピンでは、出席日数が足りなかったり成績が悪かったりすると、小学校でさえ留年してしまう制度と なっているため、これらは深刻な問題です。私たち認定NPO法人アクセスは、2010年からこどもたちに給食を届ける活動を続けています。お母さんたちが当番制(ボランティア)で調理する栄養たっぷりの給食は、苦手な野菜も食べ やすいように工夫され、こどもたちに人気です。テーブルクロスを通じて皆さんから寄せられたご支援は、そうしたこどもたちのための給食になっています。 通学を嫌がっていたあの子も… 給食を始めてから、こどもたちの出席率は向上しました。以前は、お腹をすかせたまま授業を受けることが辛いと、 泣いて通学を嫌がる子もいました。でも、給食支援を受けられるようになってからは、昼食が楽しみだからと、元気に学校に通えるようになりました。漁業や農業で生計をたてる家庭では、お肉にはなかなか手が出ません。給食では、こどもたちが大好きなお肉に、いろいろな野菜を組み合わせ、栄養バランスのとれた献立になるように工夫しています。 こどもたちに人気があるのは、フライドチキンやシニガンスープ(肉と野菜を煮込んだ、酸味のあるスープ)です。 これからも、こどもたちが元気に通学できるよう、応援をお願いします! ★テーブルクロス累計給食支援数:205,109 食(2018年11月末現在) ★2018年11月支援実績:5,236 食

給食支援報告書 Vol.14

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、 現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。   児童養護施設のこどもたちに栄養のある食事を提供 フィリピンの児童養護施設「ジャイラホーム」では、現在17名のこどもたちが暮らしています。こどもたちは、貧困・ 孤児・虐待・育児放棄・ネグレクト等が原因で施設に入所しています。ジャイラホームでは設立した1979年より、そのようなこどもたちに対して、衣・食・住・教育を提供してきました。 ジャイラホームは民間の施設(NGO)ですが、フィリピンでは民間の施設に対して国や地方行政から補助金が一切出ないとういう現状があります。そのため、施設は個人や団体からの寄付のみで運営をしており、毎年の予算確保が安定せず、不安定な財政状況で運営しています。 そうした問題の影響を一番に受けるのがこどもたちです。施設の運営資金不足により、1日3食栄養のある食事を食べられなかったり、施設の修繕ができずに不十分な設備のなかで暮らしていたりという課題がある中でこどもたちは生活しなければなりません。そこで、施設に暮らすこどもたちが毎日栄養のある食事を食べることができるように、テーブルクロス様から頂いたご寄付で食事支援を実施しています。 食事支援のおかげでこどもたちは毎日元気に学校に通い、友達と一緒に思いっきり遊ぶことができています。複雑な背景を持ち、本当の家族と離れて暮らすこどもたちのなかには、寂しさのあまり夜中に泣いてしまうこどももいます。けれども、みんなで一緒に食事をしている時間は、一緒に暮らす仲間と笑い合い、ほんとうに楽しみながら過ごしています。そうした様子を見ていると、食事がこどもたちにとって非常に大きな意義を持っていることを強く感じています。 ご飯を食べることは生きることの基本です。けれども、それはただ単に身体的に成長することを意味しているだけではありません。誰かと一緒に食卓を囲み、食事を楽しむことにより、私たちはそこからたくさんのものを受け取り、感じ成長することができます。皆さんの心のこもった温かいご寄付のおかげで、こどもたちに、そうした成長の場を提供できていることを嬉しく思います。これからもこどもたちのためにご支援と応援をよろしくお願いいたします。 ★テーブルクロス累計給食支援数:199,873 食(2018年10月末現在) ★2018年10月支援実績:4.722 食

給食支援報告書 Vol.13

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。 今回は、南スーダンのルンベック・マブイスクールでの給食プログラムをご報告いたします。 ルンベックの給食プログラムは効果的で、目的の成果が十分に現れています。生徒たちは勉強に意欲を示すと共に中退するこどもが減少し、両親もこどもたちが1日中何も食べるものがないという恐れから開放されて学校に行ってくれるので喜んでいます。給食の恩恵を受けているのは、在校生516名(男子299名、女子217名)です。 また、両親が娘たちを学校に行かせる利点を知り、女生徒たちも食べ物があり、教育を受けることができて楽しい場所である学校を、良い所と考えるようになりました。 コミュニティとハンガーゼロのパートナー団体「ライ・イン・アバンダンス (LIA)」は、学校教育の質の向上のために2日間の教師トレーニングを行いました。このワークショップによって教師のトレーニングがさらに必要であることが明らかになりました。以下は、LIAのチームが生徒と教師、両親と行った面談の報告です。 サミュエル・マコル・マジェス:15歳男子 マプイ学校7年生 いつも給食が頂けるおかげで勉強に集中できています。給食が始まる前は登校する子が少なかったし、ぼくたちはお腹が空いて、疲れていて希望もなく、勉強は退屈に感じていました。今は希望を持つことが出来て、学校の勉強も楽しくなりました。ぼくが忘れてはならないと思うことは、この学校での給食プログラムです。この給食をしてくれている神様とLIAにとても感謝しています。 メアリ・アコル・マンユオル:11歳女子 マブイ学校5年生 給食のおかげで私も友だちも、毎日学校に行くようになったし、私の弟や妹たちも学校へ行くようになって、勉強に興味を持つようになりました。 デボラ・ヤー・マコル (母親) 私のこどもたちは、給食を楽しみにしています。学校の成績も良くなって、続けて勉強して欲しいと願っています。LIAに感謝すると同時に、支援者の皆様にこの給食プログラムを続けてくださるようお願いしたいです。 ポール・マディット・アリアプ(教師) まず何よりこのプロジェクトを支えてくださっているLIAに心から感謝いたします。給食は、こどもたちだけではなく一緒にランチを頂ける私たち教師も喜んでいます。そして保護者が確信を持って学校にこどもを送りだすようになり、登録者数が増加するだけでなく、2018年度の中途退学率が減少し、特に女生徒に顕著です。この給食プログラムは、マプイスクールをルンベックの他の学校と全く違うものにしています。 ★テーブルクロス累計給食支援数:195,151 食(2018年9月末現在) ★2018年9月支援実績: 4,548 食

給食支援報告書 Vol.12

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。 私たちNPO法人せいぼは、東アフリカのマラウイで、給食支援をしている団体です。対象は主に5歳未満のこどもたち、小学生となっています。こどもたちの人口の多いマラウイでは、学校給食は単に空腹を和らげるだけではなく、こどもたちの将来を切り開いていくための欠かせないものです。そして何よりも、国の将来、家族の希望となっていくものです。今回は、そんなマラウイの家族の姿をご紹介できればと思います。 まず、マラウイで考えられている家族の概念について、お話しできればと思います。彼らは、日本の家族に対する考え方とは違う感覚を持っています。彼らにとって家族とは、父母、兄弟などといった枠に留まっていません。祖父母はもちろん、いとこ、叔父、叔母、さらには家畜さえも、一つの場所に住んでいる家族といった親密な関係でとらえています。こうして、現地の家族は、日本での感覚よりも、大人数であり、お互いが日常的に繋がりあっているといった印象を受けます。 次に考えていきたいのは、その中でのこどもたちの姿です。数の多いこどもたちは、家庭の中でも仕事を手伝うなど、大きな役割を果たしています。現地でもっともよく目にする光景の一つは、頭にバケツを載せたこどもたちの姿です。一日に必要な水を取ってくるのは、多くの場合、こどもたちの役割となっています。また、トウモロコシなどの食糧の調達も、彼らの仕事となります。こうして、家庭の食事において、こどもたちはとても重要な役割を持っていることが分かります。 以上のように、こどもたちは、密接に繋がった大家族の中で育ち、一日に必要な備を調達する上でも、欠かせない存在です。こうしたマラウイの中で不可欠なこどもたちに対して、何ができるでしょうか。その時にもっとも力を持っているのが、同じく食糧で、彼らの教育を支えることです。現地のこどもたちは、自らの夢について尋ねられると、男女問わず弁護士、 警察官、医者、看護師など目を輝かせて答えてくれます。こうした彼らの夢を支えていくのは、学校給食の姿でしょう。 NPO法人せいぼは、こうした家族の中にいるこどもたちを支えるために、一日約 14,000 人に給食を届けています。特に5歳未満のこどもたちに給食を与えることは、その後の成長、知能の発達、そして家族の支えにおいても大きな投資となります。今回は現地の家族の姿を紹介しましたが、私たちも現地を助けるだけではなく、彼らの姿から学ぶことも多くあるように思いました。給食支援を通じて、さらに関係が深まっていけばと思います。 ★テーブルクロス累計給食支援数:190,603 食(2018年8月末現在) ★2018年8月支援実績:7,316食  

給食支援報告書 Vol.11

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。   6月末、雨期まっただ中のパングラデシュ。紅茶の産地シレットへの道中、車窓から見える景色は一面水没した田畑。内陸なのに海の中を走っているようです。厳しい気象条件がこの国の貧困に大きな影響があることは、簡単に理解することができます。 ESAの支援するゴワパリ小学校を訪問しました。街から遠く離れた小さな丘の上に35世帯が住むゴワバリ村。以前は「この周辺も紅茶畑があり、村人は過酷な労働条件ながらも茶農園で働くことができましたが、50年ほど前、茶園が閉鎖されると村人の働き口はなくなり安定的な収入源を失ってしまいました。日雇いの仕事以外の収入はなく、村人は日々の食事も十分にとることができない厳しい生活です。そのため多くの人が栄養不良、とりわけ子どもたちは平均よりずっと小さくてやせているこどもが目立ちます。 ゴワバリ学校には幼稚園クラスから5年生までの村のこどもたち約50人が毎日通っています。それ以外にも制服を着ていない小さなこどもたちがたくさん。お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に教室に座っている弟妹です。午前中が 低学年、午後から高学年の授業が行われますが、その合間にみんなのお待ちかねの給食タイム週3回、豆入りカレー第 “キチュリ”が提供されます。タンパク質を補いおなかを温めてくれるキチュリが子どもたちは大好き!お皿に山盛りよそってもらい、手で上手に食べます。家で栄養価のある食べ物をほとんど口にできない村のこどもたちにとって、給食は1日の栄養を補うためのとても大切な食事です。おなかがすいている子はイライラしてすぐに喧嘩をしたり、授業に集中できなかったりするだけでなく、脳の発達も遅れるため勉強についていけなくなります。 ESAは更なる栄養改善をめざし、2015年からキチュリにゆで卵を加える“Happy Plate”プロジェクトを開始。物価が日本の約3分の1のバングラデシュで卵は日本とほぼ同額。村人は高価で口にできません。ゆで卵1つ食べられるなんて!大好きな卵を嬉しそうに頬張ります!子どもたちは良質な動物性たんぱく質も補え、より健康になれることでしょう。キラキラ輝く瞳のこどもたちが、元気いっぱい毎日、学校に通えますように…これからもご支援よろしくお願いいたします。 ★テーブルクロス累計給食支援数:183,287 食(2018年7月末現在) ★2018年7月支援実績:6,533 食

給食支援報告書 Vol.10

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。   「カンボジアのこどもたちに栄養のあるお菓子を届けよう」 給食制度が導入されていないカンボジアでは、こどもたちの栄養管理はすべて各家庭に任されており、家庭の経済状況や両親の栄養に対する知識に左右されている面が多く見られます。実際に健康診断をしてみても、WHOの定める成長曲線の基準値をはるかに下回るこどもたちが多く、体調を崩しやすかったりと、栄養不足が明らかに考えられます。また、こどもたちが日頃食べているお菓子にしても、安価で買えるものといえば、糖分たっぷり、着色料たっぷり、塩分たっぷりという様に、栄養という面からは程遠いようなものばかりです。 今回は、テーブルクロスさんと、PoPokさんの協力のもと、プノンペンから船で渡ったところにあるダチョウ小学校の120名のこどもたちに、栄養指導と栄養素のギュッと詰まったクッキーを届けてきました。 「PoPokさんはカンボジアのこどもたちの栄養調査の活動を通して、こどもたちに「栄養のあるお菓子を届けよう」とのスローガンで、プノンペンで活動されている団体です。今回配ったクッキーはものすごく美味しいのに、モリンガ、 カカオ、きな粉と栄養素たっぷりで、さらに見た目も可愛く、「チュガンナッ(とっても美味しい)」と、こどもたちに大人気となりました。このクッキーの他にも、栄養素が詰まっているのに食べやすい味で、すぐにでも手に取りたくなるような愛らしいデザインのお菓子を、色々と工夫されて作られているそうです。 今回は、栄養素のギュッと詰まったクッキーを届けるだけではなく、三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の授業も一緒に開催してきました。今回の対象は、2年生と3年生だったので、ゲーム感覚で楽しく学べるような授業の開催をPoPokさんが考えてくださり、こどもたちも楽しそうに授業に参加していました。この授業の後にクッキーを届ける事ができたので、美味しい!という笑顔は勿論ですが、こどもたちも自分たちなりに栄養について考えられていた様子でした。 こうしてこどもたちが栄養のある食材について考える事ができる機会が持てたことは、本当によかったと思います。そして、可能であれば、家族の方も参加していただけるような体制を作っていき、家庭に正しい知識や情報を持ち帰れるようにして、家庭でも栄養バランスの整った食事が少しでも摂れるようになっていければ、将来的にもカンボジアの方たちの栄養状態の改善に繋がっていけるのではないかと思います。 ★テーブルクロス累計給食支援数:176,725食(2018年6月末現在) ★2018年6月支援実績:7,003 食

給食支援報告書 Vol.9

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。 給食支援をガザ地区のアトファルナろう学校へ 「皆様からのご支援をパレスチナ・ガザ地区にある「アトファルナろう学校」での給食支援に使わせていただいています。アトファルナろう学校はガザで初めてできた聴覚障害者のための学校です。「アトファルナ」とはアラビア語で、「私たちのこどもたち」を意味します。アトファルナができるまで、ガザには聴覚に障害を持っている人のための教育施設はまったくなく、耳が聞こえないこどもたちは教育を受けることができませんでした。1992年に、当会と地元の人たちが協力して、手話を使った教育を行うろう学校を立ち上げました。そして「障がいを持っているこどもは、社会のみんなで育てる、みんなのこどもなんだ」という思いから「アトファルナ」という名前が付けられたのです。現在では生徒300人、職業訓練生70人が通い、聴覚検査や障害を持つこどもの親の相談など、教育だけでなく様々な保健・福祉サービスを地域に提供できるガザ地区を代表するNGOになっています。 ガザ地区の状況が悪化している 「しかしながら、アトファルナのあるガザ地区全体の状況が年々悪化し、支援の必要性が大きくなっています。ガザは東京23区の3分の2程の広さに、200万人が都市型の生活をしているところです。そして、その8割は支援に頼らざるを得ない状況にあります。というのも、50年以上イスラエルの軍事占領下にあり、また人や物資の出入りが厳しく制限された封鎖状態に10年以上置かれているためです。燃料が不足し、一日4時間程度しか電気が使えません。電力がないため上下水道などの都市インフラや冷蔵施設が機能せず生鮮品を保冷・流通できませんし、人口の増加に伴って環境が悪化しています。 そのうえ、軍事侵攻や空爆によって多くの人が犠牲になり、町や施設が破壊されていますが、その復興や経済の回復が遅々として進みません。失業率は40%(若者は 60%)という世界的に見ても最も悪い状態にあり、多くの若者が将来に希望を描けずにいます。2018年3月以降、パレスチナ難民が故郷に戻ることを訴えるデモをイスラエルとの境界沿いで行っていることに対して、イスラエル軍が武力で鎮圧し多くの犠牲者が出ていることが世界的なニュースになってい ます。 給食が支えていること アトファルナに通ってくる多くは貧困世帯のこどもたち。収入のない家庭に暮らし、朝ごはんを食べられずに学校に来ています。お腹が空いていることで勉強に集中できないことがないように、午前中に給食を提供しています。メ ニューは、白インゲンマメやエンドウマメをたっぷり使ったシチュー、チーズ入りのサンドイッチなど。育ち盛りのこどもたちの成長を支えるために、良質なタンパク質がなるべく取れるようにな温かい食事を提供しています。給食支援を通じて、アトファルナろう学校のこどもたちの学習と成長を支えていただいていることに改めて御礼を申し上げます。今後とも「私たちのこどもたち」として継続的なご支援とご関心を寄せていただきますようお願い致します。 ★テーブルクロス累計給食支援数:169,722 食(2018年5月末現在) ★2018年5月支援実績:9,077 食

給食支援報告書 Vol.8

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。 継続的支援が生み出す力 NPO法人せいぼは、東アフリカの内陸国マラウイで、皆様のご協力のおかげで、一日14,000人のこどもたちに、継続的に給食を届けることが出来ています。 現在せいぼは南部の幼稚園、北部の小学校、CBCC(共同体主体の子どもセンター) を中心に給食支援を行っていますが、継続的に学校給食を届けていくことは、大きな困難もあります。しかし、その困難がゆえに共同体が一つとなり、継続的な支援は学校給食そのものを大きな力を感じさせてくれます。今回は、今年1月~2月におけるマラウイの滞在をもとに、学校給食の継続的支援が生み出す力をテーマに、レポートをさせて頂ければと思います。 まず、南部のプランタイア周辺の幼稚園の様子からお伝えします。プランタイアは南部では大きな町で、都市部に位置しています。しかし、山間部など、アクセスの難しい場所もあり、せいぼはそうした場所にある共同体、そして彼らが自らで 運営している幼稚園に、給食を届けています。例えば、マカプア幼稚園は電波も届かず、普段の連絡も難しい場所に位置 していますが、せいぼが継続的に給食を届けに訪問することでこどもたちが食事を摂るだけではなく、成長の記録を報告したり、新たな教室の建設状態に向けて動いたりなど、共同体が自ら成長しようとする姿勢が見られます。こうしてせいぼの給食支援によって得られた生活の糧を、インフラの整備などに繋げ、さらなる共同体の発展につなげようとしています。こうした様子をせいぼが見ることで、お互いの信頼関係も深まっていきます。その基盤となったのは、学校給食なのです。 また、北部のCBCCのザコラでは、地域の母親が先生となり、男性たちがインフラの整備を手伝い、食糧の援助を地元の農家の人々が行うといった形で、共同体が一丸になっている場所です。せいぼの給食支援が引き金となり、その給食を食 べる環境を整えるために、人々がそれぞれできることをして協力しています。給食から生まれた包括的な共同体の成長は、人々の意識の改革も生み出し、国全体の発展の利用的なモデルを生み出していると言ってもいいと思います。 以上のように、南北の給食支援の姿を見てきました。学校給食は、一つの線のようなものです。多くの発展のための要素を結び付け、共同体独自の成長を導いてくれます。私達せいぼが学校給食にこだわり、継続的に支援をしていく理由は、まさにこの給食が生み出す包括的な成長のネットワークです。これからも、現地独自の発展を生み出し、マラウイの温かい心を育んでいくために、活動を続けていきます。 ★テーブルクロス累計給食支援数:160,645 食(2018年4月末現在) ★2018年4月支援実績:41,942 食  

給食支援報告書 Vol.7

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。 10人に3人が小学校を卒業できないフィリピンで 2016年度のGDP成長率は6.9%と高いにもかかわらず、貧富の格差が激しいフィリピンでは、いまだ2600万人が貧困の中で暮らしており、3割ものこどもたちが小学校を卒業できずにいます。私はフィリピンで100家庭以上を訪問してお話を聞いてきましたが、ほぼ全ての親たちの願いは共通していました。 それは、「こどもには十分な教育を受けさせ、貧困から抜け出してほしい」ということでした。 なぜ、小学校を卒業できないの? 実はフィリピンでは、9割以上のこどもたちが小学校に入学します。 しかし、経済的な理由で中退してしまうケースが後を絶ちません。学費や食事を稼ぐために働かなければならず、その結果として中退してしまうケースはよく知られています。 また、空腹のまま遠くまで通学することや、空腹のために授業に集中できないことも大きな問題です。フィリピンでは、出席日数が足りなかったり成績が悪かったりすると、小学校でさえ留年してしまう制度があるため、これらは深刻な問題です。そんな中、私たち認定NPO法人アクセスは、2010年からこどもたちに給食を届ける活動を始めました。 テーブルクロスを通じて皆さまからいただいているご支援は、そうしたこどもたちのための給食となっています。 給食は栄養のためだけじゃない こうして給食をスタートして以来、対象となっているこどもたちの出席率は明らかに向上しました。成績も少しずつ改善し、結果として中退を防止することにもつながっています。 日本でも、「学力・体力の高さで上位を占める都道府県では、学校給食が完全実施されている」という調査結果が出ています。栄養バランスのとれた給食は、こどもたちの栄養状態の改善だけでなく、学力・体力の向上にも役立つのです。給食支援を受けてきたこどもたちは「給食は栄養があっておいしい」「給食のおかげで、両親がお昼ごはんの心配をしなくてよくなってうれしい」と話しています。 困った時に助け合える関係も この給食、買い出しから献立作り、調理、後片付けまですべてをこどもたちの保護者が担ってくれています。こうした作業を通じて、保護者同士の心の距離が近くなり、互いに困った時に助け合える関係に発展したり、「近所のあの子、大丈夫かな」と気にかける人が増えたりしています。 ★テーブルクロス累計給食支援数:118,703 食(2018年3月末現在) ★2018年3月支援実績: 10,095食

給食支援報告書 Vol.6

いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます! RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。 給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。 テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。   テーブルクロスの給食は、いつも美味しい 途上国のこどもたちへ給食を届けるテーブルクロス様の継続的なご支躍を心より感謝申し上げます。場所はケニア国、 マルサビッツシュ州、ロイヤガラニ地区のうタイタス・ゴヨニ記念小学校(411人)です。 ICAは2016年当時、コミュニティの植林活動を行なっておりました。学校の先生から、こどもたちが家に帰っても食料がなく、学校に寝泊まりする子供が出ている。 地域のHIV/AIDSの患者は保健所から薬を無料で貰えても、空腹で飲めないなどの問題があり、給食支給が必要であり、支援して欲しいとの要請がありました。早速、テーブルクロスの城宝薫代表に連絡を取り、許可を得て、皆様方からのご寄付をこのような貧困家庭のこどものいる学校給食に使わせて頂きました。こどもたちからは、「テーブルクロスの給食は、いつものご飯より美味しい」と定評があります。 現地の方や政府にも変化が 皆様のご寄付の噂は、現地政府の耳にも届き、学校給食の大切さを理解して、これまで遅れたり、給食が無くなったりしていた状態が改善されました。 現地の人びとにも、テーブルクロスの給食が知れ渡り、両親が安心して学校にこどもたちを送るようになったのでしょう。生徒の数が2016年の370人からの2017年には411人に増加しました。皆様の一人の予約が途上国のこどもたちに、学校に行く機会を増やしています。 しかしながら, コミュニティの中には、まだ貧困に喘ぐ家庭は少なくありません。 同じロイヤガラニにあるエルモロ族は、少数民族としては世界一少ない民族です。200人が住んでいますが、飲み水は、近くのトゥルカナ湖の塩湖のみで、それを飲んでいる住民やこどもたちは、浮腫で手足がむくんだり、骨粗しょう症などで骨の病気にかかっています。 彼らの望みは、綺麗な水と栄養価のある食料を地域内で得ることです。今後は学校同様に、皆様からのご支援はこのようなコミュニティの人々への食料と水の確保にも使わさせていただきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。 ★テーブルクロス累計給食支援数:108,608 食(2018年2月末現在) ★2018年2月支援実績:6,045 食

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