いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます!
RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。

給食支援は、株式会社テーブルクロスさん給食支援事業を通して行っており、現場からも喜びの声をたくさん頂いています。
テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。

今回は、南スーダンのルンベック・マブイスクールでの給食プログラムをご報告いたします。

ルンベックの給食プログラムは効果的で、目的の成果が十分に現れています。生徒たちは勉強に意欲を示すと共に中退するこどもが減少し、両親もこどもたちが1日中何も食べるものがないという恐れから開放されて学校に行ってくれるので喜んでいます。給食の恩恵を受けているのは、在校生516名(男子299名、女子217名)です。

また、両親が娘たちを学校に行かせる利点を知り、女生徒たちも食べ物があり、教育を受けることができて楽しい場所である学校を、良い所と考えるようになりました。

コミュニティとハンガーゼロのパートナー団体「ライ・イン・アバンダンス (LIA)」は、学校教育の質の向上のために2日間の教師トレーニングを行いました。このワークショップによって教師のトレーニングがさらに必要であることが明らかになりました。以下は、LIAのチームが生徒と教師、両親と行った面談の報告です。

サミュエル・マコル・マジェス:15歳男子 マプイ学校7年生

いつも給食が頂けるおかげで勉強に集中できています。給食が始まる前は登校する子が少なかったし、ぼくたちはお腹が空いて、疲れていて希望もなく、勉強は退屈に感じていました。今は希望を持つことが出来て、学校の勉強も楽しくなりました。ぼくが忘れてはならないと思うことは、この学校での給食プログラムです。この給食をしてくれている神様とLIAにとても感謝しています。

メアリ・アコル・マンユオル:11歳女子 マブイ学校5年生

給食のおかげで私も友だちも、毎日学校に行くようになったし、私の弟や妹たちも学校へ行くようになって、勉強に興味を持つようになりました。

デボラ・ヤー・マコル (母親)

私のこどもたちは、給食を楽しみにしています。学校の成績も良くなって、続けて勉強して欲しいと願っています。LIAに感謝すると同時に、支援者の皆様にこの給食プログラムを続けてくださるようお願いしたいです。

ポール・マディット・アリアプ(教師)

まず何よりこのプロジェクトを支えてくださっているLIAに心から感謝いたします。給食は、こどもたちだけではなく一緒にランチを頂ける私たち教師も喜んでいます。そして保護者が確信を持って学校にこどもを送りだすようになり、登録者数が増加するだけでなく、2018年度の中途退学率が減少し、特に女生徒に顕著です。この給食プログラムは、マプイスクールをルンベックの他の学校と全く違うものにしています。

★テーブルクロス累計給食支援数:195,151 食(2018年9月末現在)

★2018年9月支援実績: 4,548 食