いつもRECOGを楽しくご利用頂きありがとうございます!
RECOGでは1ヶ月に10通以上レターを贈ると、発展途上国のこどもたちに給食を1食分届ける仕組みになっています。
給食支援は、株式会社テーブルクロスさんの給食支援事業を通して行っており、
現場からも喜びの声をたくさん頂いています。
テーブルクロスさんよりご提供頂いた給食支援報告書を共有させていただきます。
児童養護施設のこどもたちに栄養のある食事を提供
フィリピンの児童養護施設「ジャイラホーム」では、現在17名のこどもたちが暮らしています。こどもたちは、貧困・ 孤児・虐待・育児放棄・ネグレクト等が原因で施設に入所しています。ジャイラホームでは設立した1979年より、そのようなこどもたちに対して、衣・食・住・教育を提供してきました。
ジャイラホームは民間の施設(NGO)ですが、フィリピンでは民間の施設に対して国や地方行政から補助金が一切出ないとういう現状があります。そのため、施設は個人や団体からの寄付のみで運営をしており、毎年の予算確保が安定せず、不安定な財政状況で運営しています。
そうした問題の影響を一番に受けるのがこどもたちです。施設の運営資金不足により、1日3食栄養のある食事を食べられなかったり、施設の修繕ができずに不十分な設備のなかで暮らしていたりという課題がある中でこどもたちは生活しなければなりません。そこで、施設に暮らすこどもたちが毎日栄養のある食事を食べることができるように、テーブルクロス様から頂いたご寄付で食事支援を実施しています。
食事支援のおかげでこどもたちは毎日元気に学校に通い、友達と一緒に思いっきり遊ぶことができています。複雑な背景を持ち、本当の家族と離れて暮らすこどもたちのなかには、寂しさのあまり夜中に泣いてしまうこどももいます。けれども、みんなで一緒に食事をしている時間は、一緒に暮らす仲間と笑い合い、ほんとうに楽しみながら過ごしています。そうした様子を見ていると、食事がこどもたちにとって非常に大きな意義を持っていることを強く感じています。
ご飯を食べることは生きることの基本です。けれども、それはただ単に身体的に成長することを意味しているだけではありません。誰かと一緒に食卓を囲み、食事を楽しむことにより、私たちはそこからたくさんのものを受け取り、感じ成長することができます。皆さんの心のこもった温かいご寄付のおかげで、こどもたちに、そうした成長の場を提供できていることを嬉しく思います。これからもこどもたちのためにご支援と応援をよろしくお願いいたします。
★テーブルクロス累計給食支援数:199,873 食(2018年10月末現在)
★2018年10月支援実績:4.722 食